「食の宝庫」として知られる函館エリア。
新鮮な海鮮丼や塩ラーメン、ラッキーピエロのハンバーガーなど、魅力的なグルメが目白押しで、大人はワクワクが止まりませんよね。
しかし、子連れ旅行となると話は別。
「子どもが生魚を食べられない」「毎食外食だと食費がとんでもないことになる」「お店で騒がないか気になって味わえない」
そんな悩みに直面し、せっかくの美食の街でも、結局コンビニおにぎりやチェーン店で済ませてしまった…なんて経験はありませんか。
- 市場で買ったカニやホタテを、部屋でゆっくり食べたい
- 離乳食やアレルギー対応食をサッと作りたい
- 子どもが寝た後に、夫婦で晩酌を楽しみたい
このようなパパママの願いを全て叶えてくれるのが、「キッチン付き」のホテルやコンドミニアムです。
函館周辺には、朝市で仕入れた食材を調理できる設備が整った宿が増えており、新しい旅のスタイルとして注目されています。
- 函館旅行で「自炊」を取り入れる意外なメリット
- 失敗しないキッチン付きホテルの選び方と持ち物
- 【厳選】暮らすように泊まれるキッチン完備のホテル一覧
この記事では、家族で北海道を食べ尽くしてきた私が、食費を抑えつつ満足度を爆上げする「キッチン付きステイ」の魅力をご紹介します。
これを読めば、大人も子どもも大満足の、美味しくて快適な函館旅行が実現するはずです。
函館・湯の川エリアがキッチン付きステイに最適な理由
キッチン付きの宿は全国にありますが、函館エリアほどその恩恵を受けられる場所は他にないかもしれません。
なぜなら、ここには「買って帰りたくなる食材」が溢れているからです。
「函館朝市」や地元のスーパーが巨大な冷蔵庫になる
函館駅のすぐそばにある「函館朝市」は、活気あふれる巨大な市場。
カニ、ウニ、イクラ、ホタテなど、宝石のような魚介類が所狭しと並んでおり、見ているだけでお腹が空いてきます。
キッチン付きのホテルに泊まれば、ここで買った新鮮な魚介類をそのまま夕食のメインディッシュにすることが可能です。
お店で食べれば数千円するような豪華な海鮮丼も、市場で食材を買って自分たちで盛り付ければ、驚くほどリーズナブルに楽しめます。
また、地元のスーパー「スーパーアークス」や「魚長」に立ち寄れば、地元民価格で珍しい魚や野菜を手に入れることもでき、探検気分で買い出しを楽しめます。
お店では高価なカニも、姿買いして部屋で茹でればコスパ最強。
刺身、焼き魚、鍋と、好みの調理法で味わい尽くせます。
「現地の美味しいものを、一番リラックスできる場所で食べる」という贅沢がここにあります。
温泉とグルメの両立!湯の川エリアの魅力
函館観光の拠点となる湯の川温泉エリアにも、最近はコンドミニアムタイプのホテルが増えています。
名湯で旅の疲れを癒やした後に、部屋でゆっくりと地元の食材をつまみに晩酌をする、なんて過ごし方も夢ではありません。
一般的な温泉旅館だと、豪華な懐石料理が出てきますが、子どもが食べきれなかったり、時間がかかって飽きてしまったりすることも。
キッチン付きなら、大人は市場で買った刺身、子どもはスーパーのお惣菜やレトルトカレー、といった具合に、それぞれの好みに合わせたメニューを温泉上がりに楽しめます。
「温泉には入りたいけど、食事は自由にしたい」というファミリーにとって、湯の川のキッチン付きホテルは理想的な選択肢といえます。
- 時間に縛られず、好きなタイミングで夕食をとれる
- 温泉街の風情を感じながら、暮らすような滞在ができる
- 空港からのアクセスも良く、到着初日の買い出しもスムーズ
温泉旅行の常識を覆す、自由度の高い滞在スタイルが実現します。
大沼・奥尻などの自然エリアでも食の心配なし
少し足を伸ばして大沼国定公園や奥尻島へ行く場合、周辺の飲食店が早く閉まってしまったり、子連れで入りやすいお店が少なかったりすることがあります。
そんな時こそ、キッチン付きの宿の本領発揮です。
大沼のキャンプ場近くのコテージや、奥尻島の民宿などでは、地元の直売所で買った野菜や、釣った魚を調理して食べることができます。
お店を探して彷徨うストレスから解放され、大自然の中でBBQを楽しんだり、温かいスープを作ったりと、アウトドアライクな食事を楽しめます。
特にアレルギーがあるお子様連れの場合、原材料を自分で確認して調理できる環境は、何よりの安心材料になります。
| 大沼 | 牧場の新鮮な牛乳やチーズを使って、朝食にホットサンド作り |
| 奥尻 | フェリー乗り場で買ったウニやアワビを、その場で捌いて夕食に |
不便な場所こそ、キッチンがあることで食の豊かさが何倍にも膨らみます。
子連れでキッチン付きホテルを選ぶメリット
「旅行に来てまで料理したくない」という声も聞こえてきそうですが、実は子連れ旅行こそ「料理ができる環境」が親を助けてくれます。
その具体的なメリットを見ていきましょう。
偏食・少食・アレルギーの悩みから解放される
旅先での食事は、子どもにとってハードルが高いものです。
慣れない味付け、食べにくい食材、そして「早く食べなさい」という親からのプレッシャー。
結果として、子どもが一口も食べずに不機嫌になり、親もイライラして食事が終わる、なんて悲劇は避けたいですよね。
キッチンがあれば、普段食べ慣れているレトルトご飯や麺類、シンプルな野菜スープなどをササッと用意できます。
「せっかくの旅行だから美味しいものを食べてほしい」というのは親のエゴかもしれません。
子どもには安心できるいつもの味を、大人は函館の珍味を。
食卓を分けることで、お互いにストレスなく食事を楽しめるようになります。
「食べなさい!」と怒る回数が激減します。
離乳食の温めや、ミルク用のお湯の準備もスムーズです。
「食べること」へのプレッシャーをなくすことが、楽しい旅行への第一歩です。
圧倒的なコストパフォーマンスで旅費を節約
函館の観光地価格は決して安くありません。
家族4人で毎食外食を続けると、食費だけで数万円が飛んでいくことも珍しくありません。
朝食と夕食のうち、どちらか一方でも自炊(または部屋食)に切り替えるだけで、食費を大幅にカットできます。
浮いたお金で、観光タクシーをチャーターしたり、お土産を豪華にしたり、あるいはホテルのグレードを上げたりと、旅の質を高めることに使えます。
スーパーのお惣菜コーナーには、観光客向けのお店にはない地元のソウルフード(やきとり弁当など)が並んでいることもあり、安くて美味しい発見があるのも楽しいポイントです。
- ドリンク代もスーパー価格で済むので格安
- 余った食材は翌日の朝食やおやつに回せる
- 「ハセガワストア」のやきとり弁当を温かいまま部屋で食べる幸せ
お財布に優しい旅は、心の余裕にも繋がります。
「暮らすような旅」で子どもの記憶に残る
特別な観光地に行かなくても、現地のスーパーで買い物をし、みんなでご飯を作るという体験自体が、子どもにとっては新鮮なイベントになります。
「あの時パパが焼いてくれたホタテ、美味しかったね」「変な形の野菜見つけたよね」といった何気ない日常の延長のような出来事が、意外と旅の思い出として深く残るものです。
キッチン付きの広いリビングがある部屋なら、食後もすぐにゴロンと横になれます。
テレビを見ながらダラダラしたり、買ってきたデザートを食べたりと、自宅にいるようなリラックス感で家族団らんの時間を過ごせます。
非日常の中にある「日常」こそが、家族の絆を深めてくれるのかもしれません。
- 市場で魚が売られている姿を見せる
- 北海道特有の野菜の名前を覚える
- 簡単な調理のお手伝いをさせる
ただ消費するだけでなく、自分たちで作る楽しさを共有できるのもキッチン付きならではの魅力です。
キッチン付きホテルを選ぶ際の注意点
便利なキッチン付きホテルですが、予約前に確認しておかないと「料理できない!」という事態になりかねません。
快適な自炊ライフのために、必ずチェックすべきポイントをまとめました。
調理器具と調味料の有無を必ず確認する
「キッチンあり」と記載されていても、設備はお湯を沸かす程度のミニキッチンから、本格的なオーブン付きまでピンキリです。
特に注意が必要なのが「包丁」「まな板」「鍋・フライパン」の有無とサイズです。
また、衛生上の理由から「調味料」を一切置いていないホテルがほとんどです。
油、塩、コショウ、醤油などがなければ、食材を買ってきても調理できません。
100円ショップで小さな調味料セットを買っていくか、現地で使い切りサイズを調達する必要があります。
現地調達は割高になりがち。
自宅から小分けボトルに入れて持参するのが一番経済的で確実です。
食器用洗剤やスポンジの有無も合わせて確認しておきましょう。
ゴミの分別ルールと清掃について
コンドミニアムタイプのホテルでは、滞在中の清掃が入らない(または有料)場合があります。
ゴミ出しのルールも厳格に決められていることが多く、分別を間違えるとトラブルになることも。
特に海鮮を扱う場合、生ゴミの処理方法を確認しておかないと、翌日部屋中が生臭くなってしまう恐れがあります。
密封できる袋を持参するか、ゴミ回収の頻度と場所をチェックイン時に必ず聞いておきましょう。
「片付けまでが料理」という意識を持ち、チェックアウト時はある程度現状復帰するのがマナーです。
- 生ゴミ用の防臭袋(BOSなど)を持参すると快適
- 連泊時のタオル交換やゴミ回収のルールを確認する
ルールを守ってきれいに使うことが、次の利用者への配慮にもなります。
スーパーや市場までの距離と移動手段
食材を買い込んでからホテルに向かう場合、重い荷物を持っての移動は大変です。
ホテルが市場やスーパーの徒歩圏内にあるか、あるいはレンタカーがあるかが重要になります。
車がない場合、買い出しの後にタクシーを使うことも考慮に入れましょう。
ネットスーパーやデリバリーに対応しているエリアかどうかも調べておくと、いざという時に役立ちます。
「作りたい料理」と「買える場所」の動線を事前にシミュレーションしておくことが成功の鍵です。
地方のスーパーは閉店時間が早いことがあります。
夕食難民にならないよう、営業時間の確認は必須です。
計画的な買い出しで、スムーズな自炊ステイを楽しみましょう。
函館・湯の川・大沼・奥尻でキッチン付きのオススメホテル一覧
それでは、このエリアにある数ある宿の中から、子連れファミリーに自信を持ってオススメできる「キッチン付きホテル・コテージ」をご紹介します。
設備の充実度や立地を比較して、あなたの家族にぴったりの拠点を見つけてください。
【ヴィラ・コンコルディア リゾート&スパ】10室限定ミシュラン3つ星!全室キッチン付44㎡超
「暮らすように旅をする」10室限定、全室スイートタイプのプライベートホテルです。
函館・湯の川・大沼・奥尻, 北海道
北海道函館市末広町3-5
函館駅から車で5分、電車で10分、徒歩で20分
IN 15:00 / OUT 10:00
17,500 円〜 /人
【東急ステイ函館朝市 灯の湯】全室洗濯機&ミニキッチン完備で長期滞在も
函館朝市の至近でビジネスや観光の拠点に便利!最上階には、函館の絶景を楽しめる露天風呂付温泉大浴場も!
函館・湯の川・大沼・奥尻, 北海道
北海道函館市大手町22-1-1
JR函館本線 函館駅より徒歩にて約4分
IN 15:00 / OUT 11:00
4,230 円〜 /人
【Portside Inn Hakodate】1日1組歴史建築!函館港そば&キッチン完備
歴史建築に泊まり、港町の文化と四季を味わう一日一組の宿。
函館・湯の川・大沼・奥尻, 北海道
北海道函館市大町9-14
函館空港から車で20分、函館駅から電車15分・大町電停徒歩3分。
IN 15:00 / OUT 12:00
14,237 円〜 /人
まとめ
函館エリアのキッチン付きホテルは、単なる「節約のための自炊」を超えて、北海道の食をより深く、自由に楽しむための最高のツールです。
最後に、キッチン付きステイを成功させるポイントを振り返りましょう。
- 市場やスーパーの食材を活用して、豪華な部屋食を楽しむ
- 子どもの偏食やアレルギーに対応し、親のストレスを減らす
- 調味料や調理器具の有無を事前にチェックし、準備を万全にする
誰にも気兼ねすることなく、家族だけで囲む食卓は、旅一番の思い出になるかもしれません。
「外食もいいけど、部屋ごはんも最高だったね」
そんな言葉が聞こえてくるような、温かくて美味しい函館旅行を楽しんできてください。
この記事を参考に、あなたの家族にぴったりの「美味しいお宿」が見つかることを願っています。
是非、北の味覚を部屋ごと味わい尽くしてくださいね。