「自然豊かな場所でのんびりしたいけど、子どもがベッドから落ちないか心配…」。
「有名観光地は人が多くて疲れそうだから、少し落ち着いたエリアで和室のある宿はないかな?」。
そんなふうに考えて、穴場の宿探しに苦戦していませんか?
塩原温泉や西那須野を含むこのエリアは、豊かな自然と良質な温泉が魅力ですが、大手予約サイトでは那須や鬼怒川の影に隠れがちです。
しかし、実は古き良き旅館や、広々とした和室を持つホテルが多く残っており、子連れファミリーにとっての「隠れた名スポット」といえます。
- 人混みを避けて、家族水入らずでゆっくり過ごしたい
- ハイハイやよちよち歩きの子どもを、広い畳の上で自由に遊ばせたい
- 温泉情緒あふれる和風の宿で、日頃の疲れを癒やしたい
私自身も、人混みが苦手な性格なので、あえてメインの観光地から少し離れたこのエリアの和室宿をよく利用します。
静かな環境で子どもと向き合い、畳の上でゴロゴロする時間は、何にも代えがたい贅沢なひとときです。
そこで今回は、塩原・矢板・大田原・西那須野エリアにある「子連れに優しい和室のあるホテル・旅館」を厳選してご紹介します。
- 豊かな自然と温泉に恵まれたこのエリアならではの魅力
- 子連れ旅行で「和室」を選ぶことの安心感とメリット
- 古い旅館も多いエリアだからこそ注意すべきポイント
この記事を読めば、家族みんなが心からリラックスできる、通好みの素敵な旅が実現できるはずです。
塩原・矢板・大田原・西那須野エリアの魅力
このエリアは、派手なテーマパークこそ少ないものの、本物の自然体験と温泉文化が根付いた、大人の保養地のような場所です。
四季折々の渓谷美と温泉街の情緒
塩原温泉郷は、箒川(ほうきがわ)沿いに広がる渓谷美が素晴らしく、吊り橋や滝などの自然スポットが点在しています。
子どもと一緒にマイナスイオンを浴びながら散策したり、足湯に浸かったりと、自然と一体になったスローな時間を過ごすことが可能です。
また、開湯1200年以上の歴史を持つ温泉地だけあり、泉質のバリエーションも豊富で、温泉好きのパパママにはたまりません。
和室のある宿に泊まり、浴衣に着替えて温泉街を歩けば、子どもたちにとっても新鮮で記憶に残る体験になるでしょう。
- 「もみじ谷大吊橋」など、子どもが喜ぶ冒険スポットがある
- 多様な泉質があり、家族みんなで温泉三昧ができる
- 混雑が比較的少なく、ゆったりとした時間を過ごせる
都会の喧騒を離れ、自然のリズムに合わせて過ごすことができるのが、このエリアの最大の魅力といえます。
牧場や公園など広大な遊び場へのアクセスが良い
西那須野や大田原エリアは、千本松牧場や那須野が原公園といった、広大でリーズナブルな遊び場へのアクセスが抜群です。
これらの施設は、観光地価格ではなく地元価格で楽しめる場所も多く、子連れファミリーのお財布にも優しいのが嬉しいポイントです。
昼間は広い芝生や牧場で思いっきり体を動かし、夜は近くの和室宿でゆっくり休むというプランは、まさに子連れ旅の王道といえます。
移動距離を抑えつつ、充実したアクティビティを楽しめる立地の良さは見逃せません。
- 千本松牧場:動物との触れ合いや熱気球体験ができる
- 那須野が原公園:大型遊具やプール(夏季)があり一日中遊べる
- 矢板エリア:のどかな里山風景の中でキャンプやBBQも人気
遊び場と宿泊地の距離が近いため、子どもが遊び疲れて眠ってしまってもすぐに宿に帰れる安心感があります。
このエリアで「和室」を選ぶメリット
リゾートホテルも良いですが、塩原・県北エリアの雰囲気を存分に味わうなら、やはり「和室」での滞在がベストです。
転落の心配なく家族全員で川の字で寝られる
子連れ旅行で和室を選ぶ一番の理由は、何といっても「寝る時の安心感」に尽きます。
洋室のベッドの場合、子どもが落ちないようにベッドガードを借りたり、壁側に寄せたりと工夫が必要ですが、布団ならその手間は一切不要です。
広い畳の上に布団を並べて敷けば、そこは巨大なスリーピングスペースとなり、どれだけ寝相が悪くても怪我をする心配がありません。
「夜中にドサッという音で目が覚める」という恐怖から解放され、親も朝までぐっすり熟睡できるのは大きなメリットです。
旅の疲れを翌日に持ち越さないためにも、親が安心して眠れる環境を確保することは非常に重要です。
家族みんなで布団に入って、今日あった出来事を話しながら眠りにつく時間は、旅のかけがえのない思い出になります。
靴を脱いで「おうちスタイル」でくつろげる
玄関で靴を脱いで上がる和室スタイルは、衛生面でもリラックス度でも、子連れファミリーに最適です。
特にハイハイや伝い歩きの時期の赤ちゃんがいる場合、土足の床に直接座らせるのは抵抗がありますが、畳なら安心して自由に遊ばせられます。
また、お風呂上がりに裸足でペタペタと歩き回れる開放感は、和室ならではの特権です。
大人も足を伸ばして座ったり、ゴロンと横になったりできるため、自宅のリビングにいるような感覚で旅の疲れを癒やすことができます。
- 床に座って遊べるので、おもちゃを広げやすい
- 低い目線で生活するため、転倒などのリスクが低い
- 冬場はこたつがある宿もあり、団らんの場として最高
「靴を脱ぐ」というワンクッションがあるだけで、オンからオフへの切り替えが自然とでき、心身ともにリラックスできます。
塩原・矢板エリアで和室を選ぶ際の注意点
歴史ある温泉地だからこそ、建物の古さや設備面で事前にチェックしておくべきポイントがいくつかあります。
部屋にトイレ・お風呂がついているか確認する
古い旅館や民宿の場合、和室の部屋にはトイレや洗面所がなく、共用スペースを利用するスタイルの宿も残っています。
子連れの場合、夜中のトイレや急なオムツ替えなどで部屋の外に出るのは非常に不便で、親の負担が大きくなってしまいます。
また、大浴場が苦手な子どもや、オムツが外れていない子どものために、部屋にお風呂(内風呂)があるかどうかも重要なチェック項目です。
「和室ならどこでもいい」と安易に決めず、水回りの設備が部屋の中にあるか(バストイレ付きか)を必ず予約時に確認しましょう。
「トイレ付き」と書いてあっても「アウトバス(風呂なし)」の場合があるため、条件を細かくチェックする必要があります。
快適な滞在のためには、多少料金が上がっても、設備が整った部屋を選ぶことを強くオススメします。
障子や調度品の破損対策をする
和室には、障子やふすま、生け花、掛け軸など、子どもにとって興味深くて壊れやすいものがたくさんあります。
特に男の子の場合、戦いごっこをして障子に穴を開けてしまったり、壺を倒してしまったりというトラブルは決して他人事ではありません。
部屋に入ったらまず、壊れそうなものは子どもの手の届かない場所に避難させる「安全確保」の時間を設けることが大切です。
どうしても心配な場合は、障子のないモダンな和洋室を選ぶか、事前に宿に伝えて壊れ物を撤去してもらうなどの対策も検討してください。
- 入室直後に危険物チェックを行う
- 障子には近づかないよう、荷物でガードを作る
- 万が一壊してしまった場合は、正直にすぐ宿に申告する
親がヒヤヒヤして叱ってばかりでは楽しくないので、物理的にトラブルを回避する環境作りを心がけましょう。
塩原・矢板・大田原・西那須野でオススメな和室ありホテル一覧
それでは、このエリアで子連れファミリーが安心して泊まれる、魅力的な和室のある宿をご紹介します。
【有形文化財ホテル飯塚邸】暮らすように泊まる古民家ステイ
有形文化財という歴史ある古民家に近代的な家具や機能を設えることで今までにない空間になりました
塩原・矢板・大田原・西那須野, 栃木県, 関東
栃木県那須郡那珂川町馬頭360
宇都宮から車で1時間。東京駅からは電車とバスで3時間。東北自動車道・矢坂インターから40分
IN 15:00 / OUT 11:00
10,400 円〜 /人
【塩原温泉 旅館まじま荘】無料家族風呂とアットホームな温かさが魅力
自家源泉の豊富で良質の湯と、当館主の指圧が好評
塩原・矢板・大田原・西那須野, 栃木県, 関東
栃木県那須塩原市上塩原580
東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号塩原方面へ30分/東北新幹線那須塩原駅よりバス60分
IN 15:00 / OUT 10:00
13,200 円〜 /人
【塩原温泉 旅館 上会津屋】江戸末期創業の老舗で和の情緒を満喫
温泉街の中心・川沿いに佇む日本情緒を感じられる湯宿。自家源泉と四季折々の会席を満喫。
塩原・矢板・大田原・西那須野, 栃木県, 関東
栃木県那須塩原市塩原745
東北道・西那須野塩原ICから20分。東北新幹線那須塩原駅からバス65分終点下車、徒歩2分。
IN 15:00 / OUT 10:00
8,800 円〜 /人
まとめ
今回は、塩原・矢板・大田原・西那須野エリアにある、子連れに嬉しい和室のあるホテル・旅館についてご紹介しました。
自然と温泉が豊かなこのエリアは、家族水入らずでゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所です。
和室を選ぶことで、子どもは安全に遊び回り、親は足を伸ばしてリラックスする、そんな理想的な休日を過ごすことができます。
- 部屋のトイレやお風呂の有無を必ず確認する
- 障子などの破損対策を入室時に行う
- 温泉と畳の癒やし効果で、日頃の疲れをリセットする
ぜひこの記事を参考に、家族みんなが笑顔になれる、素敵な和室ステイを楽しんできてくださいね。