「子育てがしんどい」と感じる自分を責めている父親、けっこういます。
- 仕事も家庭も気が休まらず、つい一人になりたくなる
- 「やってるつもり」が家族に伝わらず報われない
- 「自分は父親に向いていないのでは」と不安になる
本当は父親として認められたいのに、誰にも弱音を吐けない。
そんな孤独を一人で抱えている人、多いと思います。
この記事では、2児のパパとして日々もがいている僕自身の経験も交えながら、父親が子育てをしんどいと感じる原因と、その気持ちを少しでも軽くする具体的な方法をお伝えします。
- しんどさを生む、よくある5つの原因
- 一番しんどい時期と年齢別の向き合い方
- 「向いていない」と悩む人にこそ伝えたいこと
- しんどさを軽くする5つの方法
読み終えたとき、「そう感じるのは父親失格なんかじゃない」と少し思えたら、書いた甲斐があります。
「子育てがしんどい」と感じる父親は少なくない
しんどさを感じているのは、あなただけじゃないです。
仕事も家庭も気が休まらない、というパパの本音
子育てがしんどいと感じる父親は、珍しくありません。
知恵袋やパパ向けコミュニティを見ていると、「仕事と家庭でキャパがパンクしてる」という投稿が本当に多い。
一番こたえるのは、時間を削って頑張っているのに報われない感覚です。
僕の場合、仕事から帰ってきてもゆっくり座る間もなく、そのまま子どもの相手や寝かしつけに突入します。
休日も同じで、まとまった自分の時間はほとんどない。
平日と休日で気が休まらない場面はこんな感じです。
- 帰宅後すぐに始まる家事と子どもの相手
- 朝から晩まで子ども中心で埋まる休日の予定
- 夜にやっと座っても切り替わらない気持ち
一生懸命やっているのに、心のどこかで「これでいいのかな」という不安が残る。
この感覚が、父親のしんどさの核心にあると思っています。
「一人になりたい」と思うのは甘えではない
「一人になりたい」と思うこと、甘えじゃないです。
それだけ全力でやってきた証拠だと思ってます。
妻が出かけていたり体調を崩したりして、僕がワンオペになる日があります。
正直に言うと、そういう日はタブレットやテレビの力を借りて乗り切ることも多い。
子どもにYouTube Kidsを見せながら、内心「これでいいのかな」という罪悪感がよぎります。
でも、親が倒れたら本末転倒です。
少し力を抜きたい、ひとりで息をつきたいと思うのは、人として当然の感情。
僕が意識しているのは、この気持ちに蓋をしないこと。
「疲れているんだな」と自分で認めるだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。
「一人になりたい」は、休みなさいという体のサインです。
記事を人間らしい文章に書き換えます。
父親が子育てを「しんどい」と感じる5つの原因
漠然としたしんどさも、5つに分けてみると「あ、これだ」と当てはめやすくなります。
①仕事と育児で心身が休まる時間がない
父親がしんどさを抱える一番の土台は、オフの時間が構造的に消えてしまうことです。
仕事が終わっても、家に帰れば「第二の仕事」が待っています。
僕の場合、帰宅後にゆっくりする間もなく、夕食の片付けやお風呂、寝かしつけへと流れていきます。
そのうえ子どもと遊ぶ時間も作りたいので、家事との兼ね合いでいつも時間が足りません。
- 通勤や仕事の疲れを回復する前に育児が始まる
- 家事と子どもの相手を同時進行で求められる
- 遊んであげたい気持ちと、休みたい気持ちがぶつかる
体を休める時間と、心を休める時間の両方が削られていく。
この積み重ねが、じわじわと効いてきます。
意識して休息を確保しないと、気づいたときには限界ギリギリになっているんです。
②「やってるつもり」が家族に伝わらない
やっているつもりなのに伝わらない、というズレは父親がよく陥るしんどさです。
どちらが悪いという話ではなく、お互いの目線がずれているだけのことが多いです。
僕は妻が専業主婦ということもあり、心のどこかで「これくらいはやってくれるだろう」と無意識に期待してしまう瞬間があります。
あとから振り返って「あれはよくなかったな」と自省するのですが、同じように妻から見れば、僕の家事や育児が「やって当たり前」に見えている部分もあるはずです。
お互いに、相手がやっていることが見えにくくなっている状態です。
大事なのは、どちらかを責めることではありません。
見えている景色が違うだけだと思うと、少し冷静になれます。
父親の「やってるつもり」が具体的にどんな形で表れ、どう埋めていけるかは、パパの「育児やってるつもり」5パターンと夫婦の目線を埋める方法で詳しくまとめています。
自分の状況を客観的に見直したいときに、参考にしてみてください。
③「お父さんよりお母さん」と言われる寂しさ
父親特有のしんどさとして、努力しても「お母さんがいい」と言われてしまう寂しさがあります。
他の原因と比べて、これは少し質の違う、感情的なつらさです。
一生懸命に遊んで、お世話もして、それでも子どもから「お父さん嫌い」「ママがいい」と言われる。
頭では「今だけのことだ」と分かっていても、その瞬間は正直こたえます。
僕も何度も経験してきましたし、そのたびに気持ちがへこみます。
- 頑張った直後ほど、拒否されるとダメージが大きい
- 母親と比べて自分が必要とされていないように感じる
- その寂しさを誰にも言いにくく、一人で抱え込みやすい
でも、これは愛情がないから起きるのではありません。
子どもが甘えられる安全な相手を選んでいるだけのことも多いです。
寂しさを感じるのは、それだけあなたが子どもを大切に思っている証拠だと、僕は思っています。
④家事・育児の分担へのモヤモヤ
家事や育児の分担をめぐるモヤモヤは、多くの家庭でくすぶる悩みです。
陥りやすいのが、「どっちが大変か」を比べてしまう不毛な争いです。
父親は父親で、仕事と育児で疲れている。
母親は母親で、日中のワンオペや家事で疲れている。
どちらも大変なのに、つい「自分のほうが」と張り合ってしまう。
この比べ合いが始まると、お互いへの不満だけが積み上がっていきます。
僕自身、無意識のうちに自分の疲れを主張しそうになり、はっとすることがあります。
抜け出す糸口は、相手の大変さを想像してみることです。
妻がワンオペのときに何を感じているのかを知るだけでも、張り合う気持ちは和らぎます。
ワンオペで「旦那いらない」と感じる妻の心理と対処法5つでは、妻側の本音を父親目線で解説しています。
相手の景色が見えると、分担の話し合いもずいぶんしやすくなります。
⑤「理想の父親像」に縛られるプレッシャー
よい父親であろうとするほど苦しくなる、という逆説があります。
理想を高く持つほど、現実の自分とのギャップに苦しむからです。
「仕事も家庭も完璧にこなす父親」「いつも笑顔で子どもと向き合える父親」。
そんな理想を自分に課すと、少しできなかっただけで「自分はダメだ」と落ち込んでしまいます。
ちゃんとやらなきゃという気持ちが、かえって自分を追い詰めてしまうのです。
- 理想が高いほど、達成できない自分を責めやすい
- 「ちゃんとした父親」の基準が人によって曖昧
- 頑張り屋な人ほど、この罠にはまりやすい
僕も「もっとちゃんとしなきゃ」と気負って、空回りした時期がありました。
今思えば、その理想は誰かに求められたものではなく、自分で勝手に背負っていたものでした。
理想像を少し手放すだけで、呼吸はぐっと楽になります。
子育てで一番しんどい時期と年齢別の向き合い方
「一番しんどい時期はいつまで続くのか」。
先が見えないと不安は増すばかりです。
0〜3歳を年齢別に見て、少しでも終わりの見通しを持ってもらえたらと思います。
0〜1歳|泣く理由が分からず手探りが続く時期
0〜1歳は、手探りが一番続くしんどい時期です。
意思疎通がまだできないので、泣いていてもお腹が空いたのか、眠いのか、どこか不快なのか、原因がさっぱりわかりません。
ひとつずつ試しては外れ、また泣かれる。
その繰り返しに、じわじわと消耗していきます。
夜泣きや睡眠不足も重なって、余裕がどんどん削られていく感じです。
この時期のしんどさはこんな感じ。
- 泣く原因が推測できず、対応が総当たりになる
- 夜泣きで睡眠が細切れになり、疲れが抜けない
- 頑張っても手応えを感じにくく、気持ちが折れやすい
僕も、0歳台が一番きつかったです。
ただ、この手探りには必ず終わりがきます。
それを知っているだけで、渦中の気持ちはちょっと変わってきます。
1〜2歳|意思疎通ができ始めて楽になる転機
1歳を過ぎると、「少し楽になった」と感じる転機が来ます。
子どもと意思疎通ができ始めるからです。
僕が楽になったと一番感じたのも、まさにこれでした。
指をさしたり、簡単な言葉が出たりして、泣いている原因を推測しやすくなります。
「お腹が空いたんだな」「眠いんだな」と当たりがつくと、もう総当たりから抜け出せます。
この違い、本当に大きいんです。
もちろん大変さがゼロになるわけではないけど、真っ暗なトンネルに小さな光が差す感覚があります。
今まさに0歳台の手探りに疲れている方には、「この先、必ず通じ合える瞬間がくる」とだけ伝えたいです。
それだけで、もうひと踏ん張りできることがありますから。
2〜3歳|自己主張(イヤイヤ期)で根気がいる時期
2〜3歳になると、しんどさの質が変わります。
意思疎通はできるのに、自己主張が強くなって根気がいる時期に入るからです。
いわゆるイヤイヤ期。
その日の気分で「やりたい」「やりたくない」がころころ変わります。
うちの子も、気分によって「歩く・歩かない」がはっきり分かれる時期があって、そういうときはグスケット(簡易的な抱っこ紐)がよく助けてくれました。
理屈で説得しようとしても通じないことが多くて、正面からぶつかると親のほうが先に消耗します。
この時期、僕が意識しているのはこのあたりです。
- 選択肢を2つ示して、子どもに選ばせる
- 急がず、切り替わるタイミングを待つ
- 全部に付き合わず、危険がなければ見守る
しんどいのは確かだけど、成長している証拠でもあります。
そう思えると、少し気が楽になりますよ。
記事を人間らしい表現に書き換えます。
「向いていない父親」だと悩む人に伝えたいこと
「自分は父親に向いていないのでは」と検索してしまう夜もあると思います。
同じように悩んだことがある立場から、少し話をさせてください。
「向いていない父親」を検索する人ほど向き合っている
「向いていない父親」と検索している時点で、あなたは子どもに真剣に向き合っています。
本当に無関心な人は、そもそも悩んだり調べたりしませんから。
「父親をやめたい」とまで思い詰めてしまう夜もあるかもしれません。
でも、その苦しさは、うまくやりたいのにできない自分へのもどかしさから来ています。
どうでもいい相手のことで、人はここまで悩めないものです。
こんなことを考えている時点で、すでに向き合っている証拠だと僕は思っています。
- しんどさの原因を知ろうと調べている
- 「このままでいいのか」と自分に問いかけている
- 子どもとの関係をよくしたいと願っている
悩んでいる自分を責めなくて大丈夫です。
その悩みこそが、子どもを大切に思っている証拠です。
よく言われる「ダメな父親の特徴」との付き合い方
ネットで「ダメな父親の特徴」を見つけて、全部当てはまる気がする…と落ち込んだことがあります。
でも正直、ああいうリストはあまり真剣に受け取らなくていいと思っています。
この手のリストは、たいてい誰にでも1つや2つは当てはまるように作られています。
「子どもと過ごす時間が少ない」「つい怒ってしまう」など、完璧な親はいないので心当たりがあって当然です。
そこで落ち込むより、「気づけた」ことのほうに意味があります。
僕が意識しているのはこれだけです。
- 当てはまっても、気づいて直していけば問題ない
- 全部を一度に直そうとせず、ひとつずつ変える
- 診断リストで自分を決めつけない
特徴に当てはまるかどうかより、気づいたあとにどう動くかのほうがずっと大事です。
リストはヒント集として使えば十分で、自分の評価には使わないほうがいいです。
「父親の愛情不足」を心配しすぎなくていい理由
「父親の愛情不足」は、心配しすぎなくて大丈夫です。
一緒にいる時間の長さより、向き合う瞬間の質のほうが子どもには伝わるからです。
仕事で忙しく、平日はあまり子どもと過ごせないと、「愛情が足りていないのでは」と不安になります。
でも、短くても子どもとしっかり向き合える時間があれば、それは十分に伝わります。
僕がワンオペで疲れているときでも意識しているのは、「今日だけ特別」と割り切ってでも、一緒に遊ぶ時間をひとつ作ることです。
子どもと短い時間しかとれないときでも、意識しているのはこんなことです。
- 短くても、スマホを置いて子どもだけを見る
- 子どもがやりたい遊びに、まず乗ってみる
- 「大好きだよ」と言葉と態度で伝える
時間の量に引け目を感じるより、目の前の10分を大事にするほうがずっとうまくいきます。
心配しているあなたの愛情は、もうとっくに子どもに届いていると思います。
子育てのしんどさを軽くする5つの方法
ここからは、当事者の父親として僕が実際にやっている具体策です。
明日からひとつ試すだけでも、気持ちは変わります。
「今日だけ特別」と割り切って頼れるものに頼る
しんどいときは、もう迷わず頼ります。
頼ることを手抜きだと思っていた時期もありましたが、今は「倒れたら元も子もない」と割り切るようにしました。
僕がワンオペのとき、実際に頼っているのはこのあたりです。
- YouTube Kids で子どもの好きな動画を見せる
- しまじろうアプリで遊びながら学ばせる
- ひらがな・数字の学習アプリを使う
罪悪感がよぎるのはわかります。
でも「毎日ではなく今日だけ」と線を引くと、気持ちはずいぶん違います。
頼る自分を責めても何も解決しないので、そこはもう手放しました。
引き出しが多いほど、心に余裕が生まれます。
スマホ以外の選択肢も知っておきたい方は、子どもの待ち時間をスマホ以外で乗り切る暇つぶしグッズ7選が参考になります。
手段が増えるほど、追い詰められにくくなります。
完璧な父親を目指すのをやめる
正直、これが一番効きました。
「ちゃんとした父親でいなきゃ」という気負いをやめたら、驚くほど呼吸が楽になりました。
振り返ると、その基準は誰かに決められたものではなく、自分で勝手に高く設定していただけでした。
手放してみたら、子どもと過ごす時間そのものを楽しめるようになりました。
今は、こんなことを意識しています。
- できなかった日があっても、自分を責めない
- 「70点で十分」と最初から思っておく
- 他の家庭と比べず、自分の家族だけを見る
親が笑っていることのほうが、完璧にこなすことよりずっと子どもに伝わります。
肩の力を抜くのは、長く続けるための知恵だと思っています。
妻と「期待値」をすり合わせる
夫婦のすれ違いは、だいたい「無言の期待」からきます。
「これくらいやってくれるだろう」が積み重なると、口に出していない以上伝わらなくて当たり前なのに、伝わると思い込んでいることが衝突の火種になります。
これは僕自身の反省でもあります。
相手も同じようにこちらへ無言の期待を持っています。
それに気づいてから、少しずつ言葉にするようにしました。
意識しているのはこのあたりです。
- 役割を「当然」と決めつけず、言葉で確認する
- 相手の大変さを、まず知ろうとする
- 「ありがとう」と「助かった」をこまめに伝える
どちらが多く負担しているかを競っても消耗するだけです。
お互いの大変さを共有できているかどうか、そこだけ見るようにしています。
言葉にする習慣がつくと、モヤモヤが表面化する前に解消できることが増えました。
意識的に一人になれる時間をつくる
一人時間、罪悪感なく取ってください。
回復しないと、また消耗するだけなので。
子どもから「お父さん嫌い」と言われて気持ちがへこむとき、僕はあえて開き直って、家事や仕事の時間に切り替えることがあります。
その場に居続けて落ち込むより、いったん距離を置いたほうが気持ちを立て直せます。
少し離れて頭を冷やすと、また笑顔で向き合えます。
工夫しているのはこんな感じです。
- 妻と交代で、短い自由時間を確保する
- 子どもが集中している間に、ひと息つく
- 「回復のための時間」だと自分に許可を出す
親が心身を回復させることは、結局は家族のためになります。
意識して予定に組み込むくらいでちょうどいいと思っています。
子どもと一緒に没頭できる遊びを見つける
関わりながら休めるのが、一緒に没頭できる遊びのいいところです。
子どもが自分で集中してくれると、親の負担がぐっと減ります。
我が家で定番なのは、ブロックとポケモンのおもちゃを組み合わせた遊びです。
ブロックで家を作って、その中にポケモンを住まわせる。
子どもが自分で世界観を考えて没頭してくれるので、僕は隣で見守りながら一緒に楽しめます。
雨の日は、家の中でかくれんぼをすることもあります。
実感しているのはこのあたりです。
- 子どもが自分で世界を広げ、親の指示が減る
- そばにいるだけで、関わりの時間になる
- 親も一緒に楽しめて、疲れにくい
無理に手をかけなくても、子どもが夢中になれるものを見つければそれで十分です。
お子さんの「好き」を一緒に探してみてください。
まとめ 子育てがしんどい父親が明日から少し楽になるために
子育てがしんどくなるのは、それだけ真剣に子どもと向き合っているからだと思います。
父親として失格でも、向いていないわけでもない。
しんどさには原因があって、時期による波もあるし、必ず楽になる方法もあります。
この記事で紹介した5つの方法から、まずひとつだけ試してみてください。
「今日だけ特別」と頼れるものを頼るでも、完璧を目指すのをやめるでも。
小さな一歩で十分です。
おやこんぱすも、同じように悩みながら子育てしている父親の目線で書いています。
一人で全部抱え込まず、少しずつ肩の力を抜いてみてください。