- 何度教えてもトイレに行ってくれず、いつ外れるのか見通しが立たない
- 周りの子はもう外れたのに、うちだけ進まなくて焦る
- ついイライラして怒鳴ってしまい、後で自己嫌悪に陥る
「進まないのは自分のせいじゃないか」って、つい自分を責めてしまいますよね。
この記事では、2児のパパである僕自身がトイトレで悩んだ経験もふまえながら、トイトレが進まない原因と、今日から無理なくできる対処法・声かけをまとめています。
年齢別の見極め方や、うんちだけできない・後戻りといった個別のつまずきにもふれています。
- 進まない5つの原因と、今日からできる5つの対処法
- 2歳・3歳半・4歳・5歳の年齢別の見極めと声かけ
- うんちだけできない・後戻り・ムラなど、つまずき別の対処法
- 怒鳴ってしまう自分との向き合い方とメンタルの保ち方
読み終えたとき、少しだけ気持ちが楽になってもらえたら嬉しいです。
トイトレが進まない5つの原因(叱る前に知ってほしいこと)
進まないのには、発達と心理のちゃんとした理由があります。
原因を知るだけで、自分を責める気持ちが少し軽くなります。
2歳から5歳でトイトレが進まないのは、実はかなりの多数派です。
長男のときも、僕は「もう年少なのに」と何度も焦りました。
でも振り返れば、進まなかった時期にはちゃんと理由があったんです。
代表的な5つの原因を、ひとつずつ見ていきます。
排泄の「出る感覚」がまだ育っていない
トイレで教えてくれないのは、怠けているからではなく、感覚がまだ育っていないからです。
おしっこを溜めて出すには、膀胱におしっこが溜まった感覚を脳がキャッチし、それを「出る」と認識する神経の発達が必要です。
この発達には大きな個人差があり、同じ月齢でも数ヶ月から1年以上の差が出ることも珍しくありません。
「教えてくれない=サボり」ではなく、「まだ体の準備が整っていない」だけなんです。
よく使われる目安が「おしっこの間隔が2時間以上あくかどうか」です。
間隔があいてきたら、膀胱におしっこを溜める力がついてきたサイン。
- おしっこの間隔が2時間以上あく
- 「出た」「出る」を言葉やしぐさで伝えられる
- 大人のトイレに興味を持ちはじめる
このような変化が見えてきたら、体の準備が進んできた合図です。
逆に間隔が短いうちは、いくら誘っても成功しにくいのが自然なこと。
長男も、2歳のころは1時間ともたずに濡れていましたが、3歳近くなって急に間隔があきました。
焦らず、体のタイミングを待ってあげて大丈夫です。
トイレ・便座そのものへの怖さや不快感
トイレという空間そのものを怖がっていて進まない、というケースもよくあります。
大人にとっては何でもない場所でも、子どもの目線で見ると、トイレは意外と怖い場所です。
よく出てくるのがこんな不安です。
- 便座に座ると足がつかず、宙ぶらりんで不安定
- 流すときの水の音が大きくてびっくりする
- 個室が暗くて狭い、ひとりにされる感じがする
- 便座がひんやり冷たくて気持ち悪い
足がつかない不安定さは、僕たちが高い椅子に浅く腰かけて「落ちそう」と感じるのに近い感覚です。
これでは、ゆっくり踏ん張るどころではありませんよね。
逆に言えば、こういった怖さは環境を整えるだけでほとんど解決します。
怖がりは欠点ではなく、対応できるもの。
「怖いんだね、わかるよ」と気持ちを受け止めるところから始めれば大丈夫です。
遊びや活動を中断したくない
夢中で遊んでいる最中に「トイレ行こう」と誘っても乗ってこないのは、ごく自然な反応です。
大人だって、好きな作業に集中しているときに「ちょっと中断して」と言われたら嫌ですよね。
子どもにとっての遊びは、僕たちの仕事や趣味と同じくらい真剣そのもの。
その世界を中断してトイレに移動するのは、本人にとって大きな損に感じられます。
我が家の次男(4歳)も、ブロックやポケモンのおもちゃで自分の世界を作り込んでいるときは、声をかけても生返事です。
世界観に没頭していて、僕の声がほとんど耳に入っていません。
これは集中力の裏返しでもあり、悪いことではないんです。
ここで無理に中断させて連れて行くと、「トイレ=楽しい時間を奪うもの」という印象がついてしまいます。
結果としてトイレを嫌がるようになり、かえって遠回りに。
遊びに夢中なときは、無理強いを避けるのが正解です。
区切りのよいタイミングを待つだけでも、誘いに乗ってくれる確率はぐっと上がります。
失敗を叱られて「トイレ=嫌な場所」になっている
失敗を強く叱ってしまうと、トイレ自体が嫌な場所になり、悪循環に入ってしまいます。
この負のループは、こんな流れで起きます。
- 失敗する → つい叱る → 子どもが萎縮する → トイレが怖くなる → さらに失敗 → また叱る
叱られた子どもは「トイレに行くと怒られる」と学習し、トイレを避けるようになります。
すると成功体験が減り、ますます進まなくなる。
親は焦ってまた叱る、という悪循環です。
叱ってしまった自分を責める必要はまったくありません。
毎日何度も濡れたパンツを片付けていれば、誰だってイライラします。
僕も長男のとき、つい強い口調になってしまったことが何度もありました。
今日から少しずつループを断ち切っていければ十分です。
叱る回数を減らすだけでも、トイレへの苦手意識はやわらいでいきます。
具体的な切り替え方は、後半のメンタルケアのセクションで触れています。
オムツの安心感を手放したくない
オムツに戻りたがる、オムツでしか排泄しないというのも、心理的にはごく自然なことです。
子どもにとってオムツは、生まれてからずっと一緒だった安全基地のような存在です。
いつでも安心して用を足せる場所を手放すのは、大人が思う以上に勇気がいること。
「パンツは大人みたいでかっこいい」と頭でわかっていても、心がオムツの安心感を求めるのは無理もありません。
特に、生活に大きな変化があったときは、オムツへの依存が強まりやすくなります。
- 下の子が生まれた
- 入園・転園で環境が変わった
- 引っ越しや家族の生活リズムの変化
こうしたタイミングでは、一度進んだトイトレが後戻りすることもあります。
甘えじゃなくて、心のバランスを取ろうとしているだけです。
無理にオムツを取り上げると、不安が強まって逆効果になることも。
オムツを手放せないのは、その子なりに頑張っている証拠でもあります。
後戻りした場合の向き合い方は、つまずき別の対処のセクションで詳しく書いています。
トイトレが進まないときの5つの対処法(今日からできる順)
正直、どれを先に試すかで悩みますよね。
うちで実際にやって効いた順に並べてみました。
思い切って一度オムツに戻す「お休み」の判断
行き詰まったら、いったん止める。
これが一番ラクな近道でした。
準備ができていない時期に毎日促しても、お互い消耗するだけで終わります。
お休みは後退じゃなくて、仕切り直し。
そう思うと少しラクになりませんか。
我が家でも、長男がまったく乗り気でない時期は、いったんオムツに戻して仕切り直しました。
再開の目安にしたのは、次のようなサインです。
- おしっこの間隔が2時間以上あくようになった
- 本人がトイレやパンツに再び興味を示しはじめた
- イヤイヤや環境の変化が落ち着いた
長男も、焦って毎日トイレに連れて行っていた時期より、一度手を止めて本人のペースに任せたあとのほうが断然スムーズでした。
やめることへの罪悪感は分かります。
でもお休みしてOK。
行き詰まったときこそ、いったん引くほうがうまくいくことが多いです。
トイレを「行きたくなる空間」に変える(補助便座・踏み台・好きなキャラ)
トイレへの怖さは、空間を少し変えるだけでけっこう変わります。
子どもが「ここなら安心」と感じられればそれだけで十分です。
- 足がしっかりつく踏み台(踏ん張る力が出て安心感も増す)
- お尻が落ちない補助便座
- 好きなキャラクターのシールやポスター
足がつくだけで踏ん張りやすくなるので、まずここから試してみてください。
ただ、いきなり全部を買いそろえる必要はありません。
僕はコスパを大事にしたいタイプなので、まずは家にあるもので試すことをおすすめします。
たとえば、使っていない小さな台を踏み台代わりにしたり、子どもが好きなシールを便座まわりに貼ったり。
それで反応を見てから、必要なものだけ買い足せば十分です。
トイレが「怖い場所」から「ちょっと楽しい場所」に変われば、子どもの足は自然と向きやすくなります。
お金をかける前に、まずは身近な工夫から始めてみてください。
「誘う」のをやめ、成功の瞬間だけ全力でほめる
「トイレ行く?」の連呼をやめて、成功した瞬間だけ思い切りほめる。
シンプルですが、これが一番効きました。
何度も誘われると、子どもは「また言われた」とプレッシャーを感じます。
誘いを減らしたほうが、本人から「行こうかな」と思うタイミングが生まれやすい気がしています。
うまくいったときは、何がよかったか具体的に言葉にするとよく伝わります。
- 「自分でトイレって言えたね、かっこいい!」
- 「最後までちゃんと座っていられたね」
- 「教えてくれてありがとう、すごく助かったよ」
「すごいね」より、何をほめているか伝えたほうが子どもに刺さります。
僕自身、誘いすぎていた時期は長男の反応がいまひとつでした。
声かけを減らして成功だけをほめるようにしたら、本人から「トイレ行く」と言う回数が増えてきた実感があります。
誘う回数を減らすのは勇気がいりますが、ぜひ試してみてください。
ごほうびで「できた」を見える化する(添加物が気になる家庭のごほうび選び)
シール表を作って、できるたびに貼っていく。
地味ですが意外と効きます。
達成が積み重なって見えるので、子ども自身が「こんなにできた」と実感できるのがいいんです。
カレンダーやノートに貼るだけで始められるので、まず試してみてください。
我が家は食べ物の添加物をよく確認するほうなので、ごほうびにお菓子をあげることには少し抵抗があります。
そこで常備しているのが森永乳業のやさいジュレです。
甘いごほうび感がありながら、お菓子よりは罪悪感が少なく、子どもも喜んで食べてくれます。
ごほうび選びで迷う家庭は、こんな選択肢を持っておくと安心です。
- シールやスタンプなど、食べ物以外のごほうび
- 果物など、自然な甘さのもの
- 罪悪感の少ない市販品(やさいジュレなど)
同じように添加物が気になる方は、無添加の幼児食宅配おすすめ4選|2児パパの添加物チェック術も参考にどうぞ。
しまじろう等の映像・絵本で「自分ごと」にさせる
キャラクターや絵本の力を借りると、子どもはトイレを「自分ごと」として捉えやすくなります。
親が何度言っても響かないのに、大好きなキャラが「トイレ行こう」と言うと素直に動く。
不思議ですよね。
でも確かにそうなんです。
我が家はこどもちゃれんじ(しまじろう)を受講中で、トイレをテーマにしたコンテンツには子どもがよく食いつきました。
映像や絵本でしまじろうがトイレに挑戦する様子を見ると、「自分もやってみる」という気持ちが自然に出てくるようです。
受講中のリアルな感触は、こどもちゃれんじの口コミ|3年使ってわかったトイトレ効果でも詳しくまとめています。
ただし、見せっぱなしにせず「しまじろうみたいに、本物のトイレでもやってみようか」と実物につなげる流れは作っておきましょう。
正直に言うと、僕もワンオペでしんどい日は、しまじろうアプリやYouTube Kidsに頼ることがあります。
それも立派な手段のひとつ。
完璧を目指さず、頼れるものは頼りながら、少しずつ実物のトイレへ橋渡ししていけば十分です。
年齢別の見極めと声かけ(2歳・3歳半・4歳・5歳)
同じ「進まない」でも、年齢によって見極め方は変わります。
2歳から5歳まで、各年齢でどう向き合うかを見ていきます。
2歳:イヤイヤ期は「進まなくて当然」、無理に始めない
2歳でトイトレが進まないのは、むしろ当然だと思って大丈夫です。
この時期はイヤイヤ期と重なりやすく、何でも「イヤ」と言いたい時期。
そこにトイトレを重ねると、トイレまで「イヤ」の対象になってしまいます。
進まないのは反抗ではなく、発達上ごく自然な姿です。
無理に始める前に、開始のサインがそろっているかを確認してみましょう。
- おしっこの間隔が2時間程度あく
- 「ちっち」など簡単な言葉が出る
- 大人のトイレに興味を示す
これらがまだそろっていないなら、今は始めどきじゃないかもしれません。
長男も2歳のころは見送り、サインが見えてきてから再開しました。
2歳で焦る必要はほとんどありません。
イヤイヤがやわらぎ、体の準備が整うのを待つ。
それが結果的に近道になります。
「今はその時期じゃない」と割り切って大丈夫です。
3歳〜3歳半:周りと比べて一番焦りやすい時期の手放し方
3歳から3歳半は、周りと比べて親が一番焦りやすい時期です。
「同じクラスの子はもうパンツなのに、うちはまだオムツ」。
こういう比較が一気に増えるのがこの時期です。
でも、トイトレの完了時期には1年以上の幅があるのが普通で、3歳前後はまさに個人差が大きく出る時期。
周りができていても、それはその子のペースというだけの話です。
知恵袋などを見ても、「3歳半、まだ全然進まない」という相談はあふれています。
同じ悩みを抱える親はたくさんいるので、ひとりで抱え込まないでください。
この時期に効くのが、園での集団の力です。
- 友だちがトイレに行く姿を見て真似する
- 先生に促されると素直に動く
- みんなと同じことをしたい気持ちが芽生える
家ではまったく進まなかったのに、園に通いはじめて急にできるようになった、という話はよく聞きます。
家庭だけで抱え込まず、園の環境にも頼っていきましょう。
比べる相手は、よその子ではなく昨日のわが子で十分です。
4歳:「そろそろ」の焦りと、就園・生活リズムへの向き合い方
4歳で外れていなくても、決して珍しいことではありません。
まずはそこで安心してください。
そのうえで、この時期は生活リズムを見直すと進みやすくなることがあります。
確認してみたいのは、こんなポイントです。
- 朝起きたあとや食後など、決まった場面でトイレに誘えているか
- 水分をしっかり取れているか(おしっこの量が増えると感覚をつかみやすい)
- 遊びの区切りでトイレに行く習慣ができているか
タイミングを生活の流れに組み込むだけで、成功体験が増えることがあります。
誘うなら「行く?」ではなく、「ごはんの前にトイレ行っておこうか」と場面とセットにするのがコツです。
一方で、4歳になると「発達に問題があるのでは」という不安が強まる方もいます。
不安が大きいなら、ひとりで抱え込まず専門家に相談するのもひとつの選択肢です。
発達の心配については、後半のよくある不安に回答するセクションで詳しく触れています。
焦りと不安は別物なので、まずはできることから動いてみてください。
5歳:園・就学を見据えた進め方と相談先の使い方
5歳で就学が近づくと、現実的なスケジュール感を持って進めたくなりますよね。
この時期は、就学までを一つの区切りとして、無理のない範囲で進めていくのが現実的です。
長男も6歳でオムツを卒業しましたが、慌てず本人のペースを尊重したことが結果的によかったと感じています。
5歳で進まないときに頼れる相談先をまとめると、こんな感じです。
- 園の先生(集団生活での様子を共有してもらえる)
- かかりつけの小児科医(体の発達面を相談できる)
- 自治体の子育て相談・保健センター(無料で相談できる窓口)
これらは、「問題がある子だけ」が使う場所ではありません。
ちょっと気になることを気軽に相談できる場所です。
気をつけたいのは、医療的な判断を自己流で決めつけないこと。
「これは異常」「これは大丈夫」と親が断定するより、気になる点はプロに見てもらうほうが安心です。
就学までまだ時間はあります。
相談先をうまく使いながら、その子のペースで進めてみてください。
つまずき別の対処(うんち・後戻り・ムラ)
よくある3つのつまずきをまとめました。
うんち問題、後戻り、そしてムラ。
原因と対処法だけでは伝えきれないことも多いので、一つずつ掘り下げていきます。
おしっこはできるのにうんちだけトイレでできない・隠れてする
おしっこはできるのに、うんちだけトイレでできない。
これ、意外とよく聞く話です。
うんちを出すには、リラックスして踏ん張れる体勢が必要です。
トイレって、思いのほか緊張する場所なんですよね。
立ったままやオムツの中でしか踏ん張れない子は、単純にそっちの方が安心できるから。
難しいのは当然で、異常じゃないです。
部屋の隅やカーテンの裏に隠れてうんちをする子、いますよね。
静かで落ち着ける場所を探しているサインです。
「ちゃんとトイレでしなさい」と叱りたくなるところですが、本人なりに集中できる場所を探しているだけ。
そう捉えると、少し気が楽になりませんか。
無理強いを避けつつ、次のような工夫が役立ちます。
- 足がつく踏み台で踏ん張りやすくする
- いきみたそうなタイミングでさりげなくトイレに誘う
- 出たあとは「すっきりしたね」と前向きに声かけする
うんちのトイトレは、正直かなり時間がかかります。
焦ると余計こじれるので、お休み期間を設けることも全然あり。
ゆっくり付き合っていきましょう。
一度できたのに急に失敗・後戻りした(赤ちゃん返りを含む)
一度できていたのに、急に失敗するようになった。
こういうときって、たいてい何かしらきっかけがあるんです。
生活環境が変わったタイミングで多いです。
- 下の子が生まれて、赤ちゃん返りが起きた
- 入園・転園で生活がガラッと変わった
- 引っ越しや家族のリズムの変化があった
特によくあるのが、下の子の誕生による赤ちゃん返りです。
「赤ちゃんはオムツでいいのに、自分は?」みたいな気持ちが出て、わざとオムツに戻りたがったりします。
退行に見えるけど、心のバランスを取ろうとしているだけ。
自然なことです。
下の子の誕生に伴う上の子の変化については、2歳差育児のメリット・デメリット|イヤイヤ期と赤ちゃん返りの乗り切り方でも詳しくまとめています。
後戻りしてしまったとき、責めると逆効果です。
「できてたのに、どうして!」と詰めるほど、子どもは不安になる。
スキンシップを増やして安心させてあげれば、たいていは元に戻ります。
後戻りは一時的なもの。
長い目で見れば、ちゃんと前に進んでいますよ。
できる日とできない日のムラが激しい
できる日とできない日のムラ、これはもう仕方ないです。
発達の途中なんだから、当然波があります。
体調、気分、そのときの遊びの状況……いろんな要素で変わります。
昨日できたことが今日できないのは、能力が落ちたわけじゃなくて、まだ安定していないだけ。
完璧に毎回できるようになるまでには、波があって当然です。
一喜一憂していると、親が先に疲れてしまいます。
記録をつけると、少し客観的に見られるのでおすすめです。
- カレンダーに成功した日だけシールを貼る
- 1週間・1ヶ月単位で「できた日」の数を見る
- 短期の上下ではなく、長期の右肩上がりに注目する
こうすると日ごとのムラに振り回されにくくなります。
「先月より成功した日が増えた」という変化が見えてくると、気持ちが楽になりますよ。
ムラがあるのは、発達途中の証拠でもあります。
できなかった日を責めるより、できた日を一緒に喜ぶ方が結果的に近道。
波があっても大丈夫、と大きく構えていてください。
イライラして当たってしまう親へ(パパの本音とメンタルの保ち方)
トイトレで一番しんどいのは、親のイライラだと思ってます。
テクニックより先に、そっちの話をしたいです。
「怒鳴ってしまう」を減らす、僕が実践している考え方
つい怒鳴ってしまう自分を責めている方に、まず伝えたいことがあります。
あなたは、ちゃんと頑張っています。
正直に書きます。
子どものために時間も労力もかけているのに、報われないと感じる瞬間って本当にしんどいです。
僕も、よかれと思ってやったことに「お父さん嫌い」「お母さんがいい」と言われると、ぐっとくるものがあります。
トイトレも同じで、何度も濡れたパンツを片付けながら平常心でいるのは、正直かなりきついです。
そんなとき、僕がやっているのはこの3つです。
- イラッとしたら、その場を一度離れて深呼吸
- 「今日は失敗する日」とあらかじめ期待値を下げておくこと
- 片付けは作業と割り切り、感情を乗せないこと
一番効くのは、その場を離れることです。
怒鳴りそうになったら、片付けを後回しにして別の部屋で数十秒だけ気持ちを落ち着ける。
それだけで、強い言葉が出るのをかなり防げます。
あとは期待値の話。
「できて当たり前」と思うから腹が立つんですよね。
「できなくて当たり前、できたらラッキー」くらいに構えておくと、心がずいぶん楽になります。
完璧な親でいなくて大丈夫です。
ワンオペでしんどい日は「今日は休み」でいい
ワンオペでしんどい日は、トイトレを「今日は休み」にしてOKです。
妻が出かけていたり体調を崩していたりして、僕ひとりで2人を見る日があります。
そういう日に何もかも完璧にやろうとすると、確実にパンクします。
だから僕は「今日だけ特別」と割り切って、タブレットやテレビにも頼ります。
YouTube Kidsやしまじろうアプリにしばらくおまかせするのも、全然ありだと思ってます。
トイトレも同じで、親が消耗している日は無理に進めなくていいです。
お休みは後退じゃなくて、むしろ賢い選択です。
ワンオペの日に決めておくといいのは、こんな感じです。
- 「今日はトイトレお休み」と最初から決めておくこと
- できなくても自分を責めないこと
- 親の機嫌が、その日一番の優先事項
親がイライラして余裕をなくすより、お休みして笑顔でいるほうが、子どもにとってもずっといい一日になります。
完璧主義は、いったん横に置いちゃいましょう。
休むことに罪悪感を持たなくていいんです。
よくある不安に回答(発達・おむつはずれの遅さ・完了時期)
よく聞かれる不安をQ&Aにまとめました。
おむつはずれが遅い子に共通する特徴はある?
おむつはずれが遅い子には、よく言われる傾向がいくつかあります。
ただ、それは「個性」であって「異常」ではないです。
- 感覚が敏感または鈍感で、濡れた感覚をつかみにくい
- 慎重で、新しいことにじっくり時間をかける性格
- 下の子の誕生や入園など、環境の変化が重なった時期
慎重なタイプの子は、確実にできると思えるまで動かないことがあります。
臆病なのではなく、自分のペースを守れる子なんだと思います。
こうした特徴に当てはまっても、それ自体は心配する理由にならないです。
長男も慎重なタイプで時間はかかりましたが、今はすっかり問題なし。
「うちの子は当てはまる」と気づいても、不安を増やす必要はありません。
トイトレが進まないと発達障害の可能性はある?
トイトレが進まないこと自体は、発達障害を意味しません。
進み方には大きな個人差があって、進まない理由のほとんどは自然な発達・心理的要因です。
「3歳でオムツが取れない=発達障害」と結びつけるのは、根拠の薄い思い込みです。
進まないことだけで過度に心配する必要はないです。
ただ、トイトレ以外の面でも気になることが重なるなら、相談を考えてみてください。
- 言葉の発達がゆっくりに感じる
- 周りとのコミュニケーションで気になる点が続いている
- 強いこだわりや感覚の偏りが日常生活に影響している
こうした点が複数重なって、気がかりが続くようなら、かかりつけの小児科医や自治体の相談窓口に話してみてください。
大切なのは、親が自己判断で「発達障害だ」とも「絶対に違う」とも決めつけないこと。
気になるなら専門家へ。
それが安心できる道です。
結局いつまでに完了すればいい?(4歳・5歳でも大丈夫?)
4歳・5歳での完了はまったく問題なく、完了時期に絶対の締め切りはありません。
早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。
年齢だけで「遅れている」と判断する必要はないです。
就学までを目安にする家庭は多いですが、それも絶対ではありません。
- 完了時期は子どもによって大きく違う
- 就学を一つの目安にしつつ、無理に間に合わせようとしない
- 間に合いそうにないときは、早めに園や相談窓口に共有する
就学が近づいても進まない場合は、園の先生や自治体の相談窓口に伝えておくと安心です。
事情を共有しておけば、入学後のサポートにもつながります。
4歳でも5歳でも、その子のペースで進んでいれば大丈夫。
期限を気にするより、本人の準備が整うのを支えるほうが、結果的にうまくいきます。
まとめ:トイトレが進まないのは、その子のペースが正常なサイン
トイトレが進まないのは、あなたの関わり方のせいでも、子どもに問題があるからでもありません。
発達の段階や心理的な理由からくる、その子なりのペースがあるだけです。
最後に、この記事で伝えてきたことをまとめると。
- 進まない原因は、感覚の未発達・トイレへの怖さ・遊び優先・叱責の悪循環・オムツの安心感
- 対処法は、お休みの判断・空間づくり・誘わずほめる・ごほうび・キャラの力の5つ
- 年齢別では、2歳は無理に始めず、3歳半は比べず、4〜5歳は相談先も活用する
- うんち・後戻り・ムラは、どれも「叱らない・お休みもOK」で乗り切れる
イライラして怒鳴ってしまう日があっても、あなたの育児は間違っていません。
そもそも悩むのは、ちゃんと向き合っているからです。
僕自身、長男のトイトレでは何度も焦り、自己嫌悪に陥りました。
それでも、本人のペースを信じて待ったら、ちゃんと卒業の日が来ました。
だから大丈夫。
肩の力を抜いて、その子のペースを一緒に見守っていきましょう。
子育ての悩みは、こどもちゃれんじの口コミ|3年使ってわかったトイトレ効果など、おやこんぱすの他の記事でも僕の実体験を交えて紹介しています。
よかったら、のぞいてみてください。